イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナの代表団は17日、エルサレムで会談した. 交渉が中断した2010年秋以降、ネタニヤフ氏がパレスチナ側と会談するのは異例. だが、パレスチナ自治政府のファイヤド首相は直前に出席を取りやめ、首相同士の会談は先送りになった. 会談では、パレスチナ側の交渉責任者エラカート氏が、イスラエルによる入植活動の凍結や1967年の第3次中東戦争前の境界線に基づく国境画定などをイスラエルに要求したアッバス自治政府議長の書簡をネタニヤフ氏に手渡した. 2週間以内にイスラエルの代表団がアッバス氏と会談し、ネタニヤフ氏の返事を渡す見通し.
アシックス バッシュ イスラエルの首相府は会談後、「双方は和平の達成に向けて努力する. 書簡の交換が和平の進展につながることを望む」との共同声明を発表した. (エルサレム=山尾有紀恵).